主「お蔦ぁ〜!ぬしゃあ、ダイヤモンドに目が眩みやがったな!蹴飛ばすゾッ!」
副「ちょっと待ってよ、そのセリフおかしいよ!「婦系図(おんなけいず)」のお蔦主税(ちから)と、尾崎紅葉の「金色夜叉」の間貫一(はざま かんいち)とお宮がごっちゃになってねえか??」
主「じゃここで唄おう 湯〜島通れ〜ばぁ思い出すー
おー蔦 主税の〜心ー意ー気
知るーや白梅ー 玉垣に〜
のーこるー二人のー影法師〜♪」
副「ああ、それは昭和の歌謡曲だね、だけどそれはお蔦主税の唄だよな、ダイヤモンドは出てこないぞ??」
主「更に唄う 熱海の海岸散歩する〜
貫一お宮の二人連れー
共に歩むも今日限り
共に語るも今日限りー♪ 」
副「うんそれは『金色夜叉』の間貫一(はざま かんいち)とお宮の歌で、ダイヤモンドに目が眩んだお宮を下駄で蹴飛ばす学生の貫一だよね、もう頭の中で二つのエピソードがごっちゃになってるでしょう???」
主「・・・大丈夫だ、この令和の時代、昭和一桁の人間にしか分からん戦前の物語だろう?良いところは足してコラボした方が物語が面白くなるじゃないか?」
副「ま、そういう考え方もあるかもしれないけど、それってあんたが昔幼少の頃に歌ってた替え歌に似てるなあ・・・『四角四面の三角野郎がぁ♪』ってやつ。あれってどういう形だよ!?」
主「ほおう、それは天才的な歌詞だな、抽象芸術に近い」
副「近くねええよおお!」
・・・・続かない。
ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);
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